はじめに

あるところに・・・というか愛知県名古屋市に
“デラ子”という名の
それはそれは「冴えない」みるからに「幸の薄い」
アラサー女子がいました

普段はOLとして勤務し
彼氏もいず、休日の過ごし方はいつも同じ
いつもの店でいつもの独身女子仲間と朝まで
「人生がいかに不公平か」を語り合って解散

そんな日々、そんな毎日を過ごしていました

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

ある日、デラ子が酔っぱらって家への帰ると
部屋の中にそれはそれは奇妙な
ニワトリの容姿をした生き物が突っ立っておりました

そのニワトリは自分の名は「コーちゃん」だと名乗りました
そしてデラ子にこう言い放ちました

「お主はそのままでいいんじゃがね?女子なんじゃから、もっとオシャレしたらいいじゃがね!オシャレでお主はもっともっと輝くじゃがね!!」

当然デラ子は驚きました
今までで一番驚きました
目が本当にまん丸くなりました

「オシャレしたかったら毎朝ココに来るじゃがね」
と言いコーちゃんは住所の書かれた1枚の紙をデラ子に渡しました

デラ子がその紙に書かれた住所を読み上げて顔を上げると
そこにはもうコーちゃんの姿はありませんでした

デラ子はさらに驚き、
さっきまん丸くなった目がそのまま戻らなくなりました

☆ ☆ ☆ ☆ ☆

翌朝デラ子はその紙に書かれた住所へ向かいました
半信半疑で向かいました

そこはとある廃墟ビルの1室でした
おそるおそるノックし扉を開けると
昨晩みた奇妙なニワトリ人間が中で忙しなく動いておりました

「よく来たじゃがね!!遠慮せず入るじゃがね!!」

とデラ子を部屋の中に招き入れました

「今日からお主のファッションコーディネートをわしがするじゃがね!!」
「1、、2、、3!!!」

コーちゃんがそうかけ声をかけた瞬間、
デラ子の着ていた服が全く別のものに変わってしまいました

それは今までデラ子が生まれてこのかた
身に纏ったことのない可愛くオシャレなものでした

さらに驚いたことに
コーちゃんから促されてみた鏡の前に立つと
何と髪型やその色まで変わっていたのです

「服に合わせて髪の毛も変えたじゃがね!イケとるじゃがね!」

こうしてデラ子とコーちゃんの奇妙なファッション物語が始まったのです・・・

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※ このブログに書かれている内容はフィクションです。